看護師が海外で働く場合の方法とは

海外で看護師として働きたい場合、2つの方法があげられます。まず、医療ボランティアとして看護師資格を活用することです。活動団体によって応募条件は異なりますが、看護師として3年以上の実務経験があることを求められる場合が多い様です。他に語学力や面接、スキルテストなどを経て医療ボランティアとして正式登録されます。派遣期間は短いものだと1週間で、長くて2年程度が見込まれます。ボランティアですが、団体によっては給与や必要手当が支給される場合もあるため、とにかく海外で看護師経験をしてみたい人に人気です。

ボランティア活動よりも長期間海外で働きたい場合は、国際看護師を目指すという選択肢があります。海外で看護師として働く場合は、それぞれの国で看護師資格の取得や登録が必須になります。希望する国の状況によって条件が異なるため、事前の情報収集が不可欠です。例えばアメリカでは州の数が多く、州それぞれで審査基準が異なるため更に細かい確認が必要になります。また、どの国でも語学力の審査が必須になっており、国によっては英語だけではなく現地の言語を勉強する必要があることも頭に入れておきましょう。その他、希望する国の雇用状況などによっては就労ビザの取得が難しい場合もあるため注意が必要です。

国際看護師を目指すひとつのきっかけとして看護留学という手段もあります。短いものだと6か月、長くて4年間程度と自分にあったプランを選ぶことも可能です。エージェントが間に入ることで、海外での手続きや看護師資格取得のサポートなど任せられる部分が多くなり安心して留学できるでしょう。